教えて光本先生!M&Aを行うことのメリット

最終更新日 2024年5月4日 by dotoch

「M&Aって何?」
「M&Aのメリットが知りたい」
「光本勇介さんの評判ってどう??」

M&Aをおこなうことは、買収する企業にもされる企業にもそれぞれメリットがあります。
他の企業を買収する企業にとってメリットとなるのは、その会社の売り上げを増加させることが可能なことです。
また他業界内のシェア率をアップさせることもできます。
同じ業界に属している他の企業を買収すれば、自社の市場チェア率を増加させることが可能です。
こうした方法で他社を取り込むことにより、今まで他社の商品を購入していた顧客も、自社の新たな顧客として取り込むことができます。

光本氏曰く、起業家になる方法

光本勇介氏が考えるM&Aのメリット

他社の商品を長年の間購入しているような人に自社の商品を購入させることは難しいこともありますが、その会社自体を買収することによって、より多くの人に自社の商品を購入させることが可能です。
こうした方法は現在おこなっている事業をより強化したい場合などにすることができます。
人気のある新商品を開発して事業を開発するよりも、確実に自社の事業を強化することが可能です。
同じ種類の事業をおこなっている企業を買収することにより、売り上げの増加以外のメリットも期待できます。
商品を販売するためのコストを削減しやすくなることも、同じ種類の企業を買収することの大きなメリットです。

【関連】光本勇介の経歴/人物像とは?数多くの会社・サービスを設立し売却

商品の販売にかかるコストを減らすことができる

このようなコストカットが合併により可能になるのは、同じ業界に属している企業ならば、仕入れの方法も似ている場合が多いからです。
企業を合併することによって、より仕入れの量をより多くすることができれば、商品一つあたりの単価をより少なくして仕入れをおこなうことも可能です。
その他にもさまざまな方法で、商品の販売にかかるコストを減らすことができます。
商品を販売するために必要なコストを減らすことで、商品を販売した時の利益をさらに増やすことができます。

同じ業種以外の会社を合併することも可能

M&Aをおこなう場合には、同じ業種以外の会社を合併することも可能です。
こうしたタイプの合併にも独自のメリットがあります。
全く同じ業種ではなくても、何らかの形で関係している業種の企業を買収することもメリットの多い方法です。
このような合併をおこなうことにより、事業の内容を拡大することも可能です。
例えば、製造だけを専門におこなってきた会社が、商品の販売をおこなっている会社を買収することもできます。
このような方法で2つの企業が合併することにより、製造と販売を両方おこなう企業になることができます。

製造と販売を一つの企業でできるメリット

製造と販売を一つの企業でできるようになれば、2つの企業で別々におこなってきた場合と比較して、数多くのメリットがあります。
販売にかかる費用を削減することも可能で、より安い価格で商品を販売することもできます。
商品の販売価格を下げれば、これまで以上に商品を多くの人に購入してもらえることも多いので、企業が売り上げを伸ばすためには最適な方法です。
それ以外にも、事業と関係のあるさまざまな業種の企業を買収することもできます。
製品の修理をしている企業を買収することも可能で、こうした会社を合併することにより、自社製品のアフターケアもできるようになります。

全く新しい事業を始める目的でのM&Aも可能

全く新しい事業を始める目的で、M&Aをすることもできます。
企業が今までにおこなってきた事業の他に、全く新しい事業を始める時には、このような方法をおこなった方が有利になることも多いです。
完全に白紙の状態から新しい事業を始める場合、非常に多くのものを自社で準備する必要があります。
新しい事業を始めるためのオフィスがまず必要になり、そこで働く従業員を確保することも必要です。
自社で働いていた従業員を新しい事業に転属させることもできますが、新しい事業のことに詳しい人も必要になります。
こうしたものを全て準備する場合、時間も予算も非常に多く必要になりますが、企業買収により他の企業を合併すれば、このような準備が一切不要になります。

買収した会社に蓄積されていた事業に関するノウハウも手に入る

その会社が使用していたオフィスをそのまま使用することができ、働いていた従業員に新しい事業を任せることもできます。
買収した会社に蓄積されていた事業に関するノウハウも、合併をすることで簡単に入手できます。
このようなノウハウを知っていることは新しい事業を始めるうえで有利なことも多く、未知の分野の事業であっても進出しやすくなります。
企業を買収して新事業をおこなうことにより、新しい事業を始めることで発生する他の事業に与えるリスクを減らすこともできます。

能力のある人材を獲得できる

能力のある人材を獲得できることも、M&Aをおこなうメリットです。
従来は経営規模を拡大するために合併などがおこなわれることが多かったのですが、最近ではこうした目的で合併をする企業も増えています。
人材を獲得する目的で合併をする企業が増えたのは、少子高齢化により質の高い人材を確保することがどの企業でも難しくなったからです。
業種によっては仕事をするために特定の資格を取得している必要もありますが、このような人材は特に十分な数を確保することが困難です。

まとめ

ですがM&Aをすれば、こうした人材も簡単に獲得することができます。