光本氏曰く、起業家になる方法

最終更新日 2024年5月4日 by dotoch

何となく起業家に憧れる人は非常に多いです。
お金持ちになれそう、カッコイイ、好きな仕事ができそうといった理由から憧れる人が多いですが、具体的なことについて知らない人もいるでしょう。
興味があるのであれば、なり方を知ってみることから始めてみると良いです。

起業家とは?

そもそも、これは何もない状態からビジネスを立ち上げた人だと言えます。
親から譲り受けた会社でトップになったり、雇われ社長であったりする人は起業家と呼ぶことができません。
光本勇介のように自分が持っているアイデアやひらめきを形にして、ビジネス化できた人をこの名称で呼ぶことができます。

教えて光本先生!M&Aを行うことのメリット

起業するためのアイデアを考えることから始める

明確に特徴を理解することができたのであれば、なるために何をする必要があるのか予測できるようになるはずです。
まず、起業するためのアイデアを考えることから始める必要があると言えます。
何もアイデアがない場合は新たなビジネスを生み出すことはできないです。
また、アイデアがあったとしてもビジネスとして成り立つものでない場合は意味がないと言えます。
自分では素晴らしいものだと感じられても、他にサービスや製品を利用したいと思う人がいないと成功することはできません。
世の中のニーズやトレンドを理解しつつ、人々に求められるような内容をビジネスに落とし込んでいく必要があります。
自分の頭の中でアイデアを出すだけでなく、周囲の人に世の中の人に受け入れられるアイデアかどうか確認してみると良いでしょう。

目的や目標の設定が必要

ビジネスとして通用するようなアイデアを見つけることができたのであれば、目的や目標の設定が必要です。
無計画に思うがままに行動していては、アイデアを形にすることができなかった、資金不足などを理由に実現できなかったという問題を引き起こしかねません。
最初に何故起業しようと思うのかじっくりと考え、目的をハッキリさせておくことが大切だと言えます。
目的が明確化されたのであれば、目標を決めておきましょう。
ダラダラと計画を進めても成功する可能性は低いです。
いつまでに形にするのかということだけでなく、1年後や3年後など段階的に目標を決めておくことが重要だと言えます。
このときに、高すぎる目標を設定しないことも重要です。
高い理想を持つことが悪いことだとは言い切れませんが、達成が難しい目標ばかりでは計画的にビジネスを進めることができません。
目標が達成できないことでやる気を削がれてしまうというリスクもあるので、最初は無理のない目標を掲げつつ、様子を見ながら修正していくと良いです。

企業資金を調達する

目的や目標を考えながら個人と法人のどちらで起業するか決めた後には、企業資金を調達する必要があります。
これまでに貯めておいた貯金を切り崩すことで自己資金のみで起業できるケースもありますが、それだけでは賄えないことも少なくありません。
自己資金では足りないのであれば、国から補助金を受け取ったり銀行などに融資を申し込んだりする必要があります。
申請や手続きにはたくさんの時間や労力が必要となるので、早めに動かなければなりません。
提出しなければならない書類も多いため、気を抜かずに計画的に進めていくことが大事です。
実績のない状態では金融機関などから融資を断られる可能性もあるため、必要に応じて専門家によるサポートを受けることもおすすめだと言えます。
コンサルタントや税理士などに相談することによって、融資を受けやすい場所を紹介してもらうことができたり、審査に通りやすい書類作成のサポートを行ってもらうことが可能です。
費用を抑えるために自分でこなそうとする人は多いですが、資金が集まらないと起業できないので、必要経費と割り切って専門家に頼ることも検討しましょう。

創業5年目における企業の生存率はわずか40%

資金を調達することができたのであれば、いよいよ事業をスタートさせることになります。
起業するまでも大変な部分は多くありますが、事業を継続させることはもっと大変です。
無事立ち上げることができたとしても、すぐに立ち行かなくなってしまうようでは起業家になれたとは言えません。
実は創業5年目における企業の生存率はわずか40%であり、半数以上が倒産しています。
10年後は6%前後の生存率なので、立ち上げたビジネスを長く続けることは非常に困難です。
目的や目標の明確さ、余裕を持った資金繰り、イレギュラーなことへの対応などが命運を分けるので、これらを意識しながら事業を営んでいく必要があります。

まとめ

自分で新しい会社を立ち上げれば起業家となることができますが、本当に起業するまでには多くのステップを踏む必要があるでしょう。
事業内容や自己資金力によってはすぐにでも会社を立ち上げられる人もいるかもしれませんが、やり方が悪ければすぐに倒産を経験することになり、本当の意味で起業家になることはできないと言えます。
立ち上げたビジネスを継続できる人物こそ、起業家と呼ぶにふさわしい人物です。
紹介した方法を参考にして、夢を実現できるようにしてください。