最終更新日 2024年5月4日 by dotoch
「エステサロンの求人に応募したい」
「エステティシャンとして働きたい」
「たかの友梨ビューティクリニックの社員に憧れている」
エステサロンの求人に応募したいと思っている場合は、これについての基礎知識を持っておく必要があります。
インターネットなどで募集を見かけて、気軽に応募する人は少なくありません。
ですが、この仕事の場合は、基礎知識がないと自分が理想としていた仕事と違ったというギャップに悩まされることがあります。
満足できる就職活動や転職活動にするためにも、基本的なことから知っておきましょう。
目次
エステサロンの求人の種類
まず、エステサロンの求人には主に2種類の募集があります。
それは受付業務をメインで行うスタッフ、お客様に施術するエステティシャンです。
人によってエステサロンの求人に対するイメージは違っているはずですが、エステティシャンのみを採用しているなどと勘違いしていると、受付スタッフとして採用される可能性があります。
仕事内容や募集内容のところに詳細が書かれているため、ここをチェックしておけば問題がありませんが、勘違いしないようにきちんと確かめておきましょう。
受付業務の場合は施術以外の幅広い対応を行うことになり、予約業務や会計業務、清掃なども行うことが多いです。
エステティシャンの場合はカウンセリングや施術、アフターケアや施術室の清掃などを行うケースがほとんどだと言えます。
研修を受けたりサロン全体の業務をこなすことも多い
エステティシャンの募集が行われている場合、初めからこの業務に携われるわけではない場合も多いと知っておかなければなりません。
経験者であれば採用後すぐに即戦力として現場で活躍できることもありますが、多くの場合は研修を受けたりサロン全体の業務をこなしたりすることになります。
受付業務まで行わないといけないケースも多く、しばらくは施術ができないことを知らないと、なかなか望む業務ができずにストレスに感じるかもしれません。
サロンの方針によって研修の内容や長さは違っていますが、厳しい場所ではサロンで行われる実技試験などに合格しないと施術ができないこともあります。
反対に甘いサロンであれば研修はそこそこに現場に出られることもあるため、応募する前にはどちらのタイプのサロンであるか調べておくことがおすすめです。
歩合制とインセンティブ制度について
受付業務の場合は固定給であることが多いですが、エステティシャンの場合は歩合制であったり、インセンティブ制度が取り入れられていたりすることが多いと言えます。
歩合制の場合は個人の売上から決められた割合が上乗せされることになり、インセンティブ制は頑張りに応じて報酬が追加されることがあるという仕組みです。
いずれにしても、明確に給料が決まっているわけではなく、売上や頑張りに応じて変化してしまうことが少なくありません。
高収入を狙うためにはしっかりと営業活動を行わないといけないケースが多く、これがストレスに感じられる人も多いです。
強く勧誘をすることが苦手だと感じるのであれば、初めから給与が明確に決まっているようなサロンを探したほうが良いと言えます。
未経験や初心者歓迎の職場も多い
エステティシャンとして採用されるためには実務経験や資格が必要だと思っている人もいますが、これらがなくても働ける場所は多いです。
未経験や初心者歓迎の職場も多いため、実務経験も資格もない場合はこうしたエステサロン求人を探してみることをおすすめします。
ただし、先述した通り研修などをこなさなければならないケースがほとんどです。
また、同じタイミングで応募した人に経験者や有資格者がいれば、そちらの方のほうが高く評価されてしまう可能性があります。
エステティシャンの道を目指しているのであれば、あらかじめ役に立つ資格を取得してから応募するという手もあることを理解しておきましょう。
休日にも出勤しないといけないケースが多いことを理解しておく
エステサロン求人に応募するのであれば、休日にも出勤しないといけないケースが多いと理解しておく必要があります。
平日だけではなく休日まで営業していることがほとんどなので、休日に積極的に出勤できる人を求めるサロンも多いです。
もしかすると平日のみ可能と書かれているかもしれませんが、休日も営業しているサロンであれば働き始めてから休日に出勤してほしいと声をかけられる可能性があります。
平日のみのシフトで採用されたにもかかわらず、結局休日出勤を強いられるケースもあるので気つけておきたいポイントです。
まとめ
美容業界の仕事の中でも未経験から、就職しやすいという理由からエステサロンの求人に応募する人は多いと言えます。
魅力的な仕事であることには間違いがないですが、どのような募集や仕事内容であるのか実態を知らないと、採用後などに不満を抱える可能性があるでしょう。
せっかく採用されたとしても、想定外の給与やシフト、仕事内容で辞めてしまいたいと感じる可能性もあります。
基礎知識を持っていれば、検討しているサロンの実態を詳細に確認した上で応募できるようになるでしょう。
有名なサロンであったり募集数が多かったりすることだけを重視せず、紹介したような点も確認しながら決めていくことがおすすめだと言えます。
