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東進衛星予備校と東進ハイスクールの違いや特徴を知ろう

東進ハイスクールや東進衛星予備校という名前を聞いたことがあるかもしれませんが、有名講師やテレビCMでもおなじみと言えるでしょう。
東進にはふたつの種類があり、一つが東進ハイスクール、そしてもう一つが東進衛星予備校と呼ばれるものです。
2種類の校舎が存在しますが、この両者の違いについてよく分からないという人は多いものです。

直営校舎であるかどうかの違い

両者の違いはどのような事なのかと言うと、簡単に説明すると直営校舎であるかどうかの違いです。
東進ハイスクールの場合には、東進の本社が直営する校舎です。
その一方で東進衛星予備校の場合には、本社が運営しているわけではありません。
別に校舎のオーナーが存在し、その人が経営しているということです。
本社はそのオーナーに対し、東進の映像授業や教材などを提供しているということになります。
このような違いがあるものの、実は学習面や費用面ではそれほど差はありません。
どちらも大きな特徴の一つ、映像授業を受けながら学習を進めていくことには変わりがないのです。
しかし大きく違うことは校舎の規模と言えるでしょう。
東進ハイスクールの場合にはかなりの規模の大きな校舎が多いですが、東進衛星予備校の場合には小規模の校舎が多く見られます。
そのため東進ハイスクールの方が生徒数が多く、東進衛星予備校は生徒数が少ないので、より丁寧な指導が期待できます。
反対に東進ハイスクールの場合には、直営校舎であるメリットを活かし、講師のライブ授業を受けることができたり、衛星予備校に先立ち新しいシステムが導入されるなどのことがあります。

➡︎東進衛星予備校MSGの特徴や評判をまとめました。

東進の勉強システムの特徴

このように校舎の規模が違うことによって、サービスの質や種類などに少しの差があるものの、根本的にはどちらも違いはなく同じものと考えてもよいでしょう。
様々な予備校の中でも、東進の勉強システムは特徴があると言えます。

映像授業

その一つが映像授業というものです。
東進では東大特進コースと呼ばれるコースを除いて、授業は全て一コマ90分の映像授業が行われます。
1講座20コマの通期講座、もう一つが1講座5から10コマの講習講座の2種類が存在します。
通期講座と呼ばれるものは1年かけて受けるものであり、講習講座は夏期や冬期などに受けるものといえばわかりやすいでしょう。
それぞれの講座は12段階のレベルが設定されていて、自分のレベルに合う授業を受けられるような仕組みです。
それぞれの授業が終わった後には、本当に授業内容を理解できたかどうかをチェックするために、10分ほどの確認テストと呼ばれるものを受けます。
このテストで合格点を取ることができなければ、次の授業に進むことができないのです。
さらに授業数を進めていくと、それまでの授業の総復習を行うための修了判定テストが行われます。
時間が90分のテストで、確認テストよりもかなり内容が発展したものが多いです。
とはいえ修了判定テストは例え合格点に達していなくても、次のコマに進むことは可能です。
このように映像授業を受ければ終わりというスタイルではなく、確認テストや修了判定テストなどを受けて知識の定着をはかります。

ハイレベルな講師陣

そして二つ目の特徴はハイレベルな講師陣が挙げられます。
授業の多くが映像授業ですが、その映像授業を受け持っている講師陣は、業界トップクラスの実力の持ち主です。
なぜこんなにも優秀な講師たちが集まるのかと言うと、他の塾や予備校などから引き抜きを行っている事が一つに挙げられます。
他の塾や予備校などで評判が良い講師を見つけたら、常にスカウトのシステムをとっています。
講師の引き抜きは毎年行われているので、毎年パンフレットに載っている講師陣の顔ぶれが違っているのが分かるでしょう。
優秀な人材を集め、さらにはその中で熾烈な競争をさせているため、常にトップレベルの講師が在籍する仕組みとなります。

グループミーティング

そしてグループミーティングと呼ばれる、東進だけにあるシステムが存在します。
入塾すると毎週グループミーティングが行われますが、このグループミーティングは、一週間の受験勉強の計画を決めていくものです。
一緒にスタッフと面談をすることになりますが、そのスタッフのことを担任助手と呼んでいます。
担任助手はこの東進で勉強し実際に志望校に合格した大学生が担当します。
そのためグループミーティングでは実際に受験勉強をした経験を生かし、勉強計画のアドバイスをくれるのです。
さらにこのグループミーティングでは、他の生徒たちとも一緒に面談を行うことから、良い刺激をもらえる機会にもなります。
実際にこのグループミーティングで出会った友人の存在は非常に大きく、友人が頑張っているのを見て、自分も勉強するようになるなど、モチベーションの維持にもつながるでしょう。

まとめ

その他にも英単語暗記システム、高速基礎マスター講座と呼ばれる独自の講座が設定されているなど、他の塾や予備校などでは見ることができない受験対策が整えられています。