逆seo対策は、見られたくないサイトの検索順位を下げる手法です。
普通のSEO対策は、多くの人にサイトを見てもらうために検索順位を上げるわけですが、逆SEOはその反対のことをするわけです。
(参考:逆seo対策 方法)
どういう時に逆seo対策を行うかというと、ひとつは誹謗中傷対策です。
企業などが掲示板やブログで誹謗中傷された際、放置しておくと業績に響いてくる恐れがありますから、逆SEOの手法を使って誹謗中傷サイトの検索順位を下げます。
その他に、ライバルサイトの検索順位を下げるという目的で逆SEOが行われる場合もあります。
逆SEOの具体的な手法としては、複数のサイトを作って、それで検索順位の上位を独占し、誹謗中傷サイトを締め出すというような方法がよくとられます。
誹謗中傷サイトを検索結果の2ページ目以降あたりまで押し下げることができれば、逆SEOはまずまず成功したといえます。
なぜなら、インターネット検索利用者のほとんどが、検索結果の1ページ目しか見ないからです。
2ページ目まで見る人はあまりいないので、2ページ目以降に押し下げることができれば、かなり誹謗中傷サイトの影響力を削ぐことができます。
逆seo対策を業者に任せる場合の注意点
しかし、自社サイトまたは自社にポジティブな情報だけを記載してあるサイトのみで検索上位を独占するというのは、なかなか困難な場合が多いです。
誹謗中傷サイトは内容が充実していたり、多くの被リンクを集めやすい傾向もあるので、それを押しのけるだけのコンテンツを大量に作るというのは相当な労力を必要とします。
ですから、本気でやるつもりなら専門の業者に任せた方が賢明です。
しかし、逆seo対策を業者に任せる際は、業者がどのような手法を用いて対策をするのかに注意を払う必要があります。
前述したような、他のサイトを作って、それを上位に上げるようにする方法なら、あまり問題はありませんが、中には大量の低品質リンクをターゲットサイトに浴びせかけて、順位を落とすというような手法を取る業者も存在します。
この手法は効く可能性もありますが、ちょっと危ない手法で、バレると色々と問題になる場合もあります。
また、こういった手法は検索エンジン側も問題視しているので、いずれ何らかの対策がとられて通用しなくなってしまう可能性も高いです。
SEO対策でもそうですが、逆seo対策においてもなるべくクリーンな手法を使っている業者を選ぶのが無難です。
また、あまりにも悪質な誹謗中傷サイトがある場合は、弁護士などに相談して、削除してくれるように交渉することも必要です。