ランドセルの選び方を徹底解説!
小学生に通うことになる子どもを持つ親なら、ほとんどの人がランドセル選びという課題に直面します。
2人目や3人目ならまだしも、初めての子などは何を基準に選んで良いかわかりません。
どんな目安を見つけるべきでしょう。
購入した後でもっとこうしておけばよかった、と考えるランキングの上位に来るのが、大きなものを選べばよかったという意見です。
●A4のクリアファイルが入るかどうか
よく基準として挙げられるのが、A4のクリアファイルが入るかどうかです。
使い勝手の良いクリアファイルが入らないと不便ですし、いちいち困ります。
奥行きも気をつけて選んだ方が良いです。
以前は11センチの幅が主流でしたが、近年では12センチや13.5センチのマチ幅もあり、広くなる傾向があります。
収納力をアップさせるアイデアも豊富に盛り込まれているので、細かく見ていくと後々満足しやすいです。
●重さ
重さもキーポイントになります。
小学校の1年生や2年生は重すぎると背中が痛くなることがあります。
軽い方が通学がスムーズで、ストレスになりません。
大まかに言うと、人工皮革は軽く本革素材は重いです。
牛革やコードバンは一般的に1300グラム前後のものが多いです。
一方で人工皮革になると約200グラムほど軽く、持ち運びもスムーズに行えます。
軽いランドセルになると、心配なのは耐久性です。
6年間使うものですから、頑丈なほど安心して持たせることができます。
人工皮革だと耐久性を心配する人が多いです。
確かに一昔前まではそういった傾向が顕著に見られましたが、技術の進歩により人工皮革の耐久性も向上しています。
軽くて頑丈な素材を選んであげると良いです。
●肩ベルトや背中クッション
単純な重量とともに大切なのは、肩ベルトや背中クッションです。
この二点の素材や形状が良ければ、軽く感じます。
実際に教科書など中身を入れると重さが小さな肩にダイレクトに伝わり、かなりの負担になります。
背負ってみてどう感じるのかを試してみるのがおすすめです。
あまり安いランドセルを購入すると、使用しているうちに型崩れすることもあります。
芯のしっかりしたものを選ぶのも大切なポイントです。
●防犯ブザーを取り付けるためのフックも確認
安全に通学してほしいという願いは、どんな人でも共通しています。
夕方下校時に子どもの存在を周りに知らせる反射ベルトは日進月歩で進化しています。
防犯ブザーを取り付けるためのフックも、配置とともにチェックしておくと良いです。
●デザインや色
派手すぎるデザインで後から残念な気持ちになる人もいます。
特に女の子のカラーは赤やピンクだけではなく、ラベンダーや水色などとてもカラフルです。
キラキラしたランドセルを子どもが欲しがるままに与え、高学年になって買い換える人もしばしばです。
落ち着いた色を選んでおけば、そんな心配は必要ありません。
男の子の場合は黒色系が多数派で、青や銀のステッチを差し色として入れるのが流行っています。
あまり派手さを感じさせるものは多くないので、さほど気に病むことはありません。
●購入時期
購入するタイミングは、できるだけ早い方が良いです。
周りが慌ただしくなってからでは、お店のスタッフとも十分なコミュニケーションがとれなくなってしまいます。
優先順位をあらかじめつけておくとなお安心です。